近年、中高年で転職を考える方が増加している傾向にあります。
40代を過ぎてから新しい仕事を始める方も珍しくはなくなってきました。
しかし中高年の方が転職するにあたっては、若い人の転職とは少し違う部分がいくつかあります。
そこで、中高年の方が転職する際に持っておきたい心構えを紹介します。
1、年齢に囚われすぎない
中高年の方が転職する際には、当然若い人とは求められるものが変わってきます。
なかには年齢が原因で不採用になる企業もあるでしょう。
しかし、転職活動をする本人が年齢に囚われすぎてしまい不採用の理由を年齢だけで片付けてしまうと、不採用になった本当の理由が見えなくなってしまうことがあります。
中高年の方にはそれまで培ってきた経験やスキル等、新人には無い強みがあります。
ですから年齢をマイナスに捉えず、武器にするつもりで臨みましょう。
なかには無資格・未経験でも募集している業界もありますので、今まで培ってきたものを新しい業界で活かすことも可能でしょう。
2、変化を恐れない
年齢を重ねて社会的地位が安定している場合、転職によって環境が大きく変わることが怖く思える場合があります。
ですが職場が変わろうとも、積み重ねてきた経験と知識は失われません。
その知識があれば、新しい環境でも上手くやっていけると信じることで前向きに取り組むことができます。
3、心身の健康を保つことを意識する
中高年になると、若い人とくらべて体力や免疫力が低下し、健康状態を崩しやすくなります。
企業は健康に不安がある人の採用はできるだけ避けようとするのが一般的です。
そのため、日頃から健康的な生活をするように心がけ、身体的、精神的なケアを大切にしましょう。
健康的で活力の溢れる人は企業からしても印象が良くなりますし、転職活動にも積極的に取り組めるようになります。